物もの日記

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北米版「異国迷路のクロワーゼ」DVD版


題 名:異国迷路のクロワーゼ
米 題:Croisee in a Foreign Labyrinth
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リージョン:1
発 売 日:2012/09/25
定       価:$49.98
収録時間:300m
収録枚数:計4枚
映像仕様:16:9
音声仕様:日本語 ドルピーデジタルステレオ  224Kbps
特   典:
○特典映像
    ・第4.5話(未放送)『音楽会 “Recital”』
    ・ピクチャードラマ
     「教えて!ユネちゃん」「赤ずきん湯音」「クロードの日本紀行」
     「はねつき」「湯音のお料理教室」「暴君ユネ」
    ・新規制作SD「湯音&アリス」スペシャル映像
     「コスチューム編」「建物探訪編」「名場面集」
     「ギャルリ編」「フラフープ編」「しゃっくり編」「ねこ編」
    ・ラジオドラマ1,2,3,4
    ・Club AT-X だぶるあ~る ギャラクシーリポートより
    ・日本語コマーシャル映像
    ・日本語プロモ映像
    ・ノンクレジットオープニング
    ・ノンクレジットエンディング
○その他特典
    ・サントラCD
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北米版「異国迷路のクロワーゼ」DVD版。
12話+未放映エピソード1話の計13話を6,5,2のディスク3枚に収録。
OPEDテロップは日本語表記、題名や副題なども国内オリジナル、アバン、次回予告も収録されています。
焼き付き字幕や強制字幕はなし。
選択画面はありませんが、プレイヤー側で字幕オフに出来ます。

画質ですが平均ビットレートが6.3Mb/secの2層設計。
SENTAIらしいクリアな画質ですが、DVDなので解像度の低さからチラツキやジャギ、ノイズ感などが結構あります。改めてなんだけど、HDアニメになると序盤の広場で動きまわる人物描写とかDVDに落とした時かなり悲惨な状況になりますねぇ。まぁ、ファニのBDについてくるDVDよりかは全然良いとは思いますが、BDで出して欲しかったですな。
音声は日本語音声のみ。アバンのフランス語や挿入歌なども変わっていないと思います。



特典は上記通り。
未放映エピソードやピクチャードラマ、SD映像などもちゃんと収録されています。
当然ながら日本語音声+英語字幕(消せます)のみです。
そしてなんとサントラCDも付いてきます。曲目は以下のとおり。

01.あなたとともに
02.通り雨
03.まどろみの夕べ
04.心のすきま
05.異国のショーロ ~guiter ver.~
06.ほんわか
07.時の狭間で
08.異国のショーロ ~piano ver.~
09.迷路
10.レディのお楽しみ ~quartet ver.~

国内版にあった未収録CDをまとめたような形ですね。
出来れば歌が入っている物も欲しかったけど、まぁ、しょうがないですかね。
メニュー周りはトップから各話選択、エキストラ。
パケは通常のDVDケースにディスク4枚収納するタイプです。



あらすじ

物語の舞台は19世紀フランス、パリ。
下町アーケード商店街「ギャルリ・ド・ロア」にある鉄工芸店「アンセーニュ・ド・ロア」で働くことになった日本からやってきた少女「湯音」の物語である。

はい。
つーわけで「異国迷路のクロワーゼ」鑑賞いたしました。
今作品の監督は「ARIA」や「カレイドスター」といった温かくて感動的な作品を得意とする佐藤順一氏。今作品でもその魅力は十二分に出ていたと思います。というか、ぶっちゃけ、ARIAは良かったんだけど、幻想的な描写とか未来の火星とかピンとこなくて少々眠くなることもあったり、カレイドスターは・・・、まぁ、ちょっち長すぎるというか(笑。今作品の舞台は世界名作劇場的な作品が得意とする19世紀ヨーロッパ、そして1クールと非常にコンパクト。しかしながら舞台と登場人物を絞り(ぶっちゃけ工房3とブランシュ家2+浮浪者1+ネコ)素晴らしい感動的なアニメーションに仕上げたと思いました。

では流れに沿って感想など。


↓ネタバレ↓


序盤は日本からフランスのパリへとやってきた湯音がパリでの日常に苦労する、まぁ必然的なベタなお話です。チーズ初体験でエッエッしちゃったり、コーヒー初体験でがんばったり。ところどころでSD化しちゃったりする湯音ちゃんが実に可愛かった。日本とパリの違いに苦労する湯音、そしてそれは異国の少女を迎え入れたアンセーニュ・ド・ロアの若き店主「クロード・クローデル」にとっても悩みの種であり苦労の元なわけです。しかし湯音のひたむきで真っ直ぐな姿に心を許し、また湯音も少しずつこの生活に慣れて行きます。

ここらへんで好きなエピソードは傘をさして音を楽しむ場面ですね。「日本人は音を楽しみます。」あーーー、わかる。外はゴーゴー風と雨の中、部屋のぬくぬくベッドでまどろむ幸せ。その音が激しければ激しいほど、このぬくぬく空間にいることの出来る幸せがどんどん大きくなります。「今頃電車止まって帰宅している人大変だろうなぁwwwww」とか。・・・・・・え?それ違うって?(笑。

さて本編では浮浪者に優しく接する湯音。しかし彼女の一言「あの子もこの街で居場所を探している。」この発言にはグサっと来ましたな。慣れていたようでも気苦労していた湯音。病気になってしまった湯音に対してクロードは家族という意味を改めて考え、実行に移すわけです。



ちゅって。

ハァーーーーン?????てんめーーーー!!何してんだこの杉崎鍵は!!!でも・・・でも湯音ちゃん元気になって良かった!!!元気になって本当に良かった!!!「この店におまえ以上に大切な物はない!」だって?・・・・、いや、流石フランス人といったところか(笑。・・・ゴホン。まぁ、そんなこんなでブルジョワ一家「ブランシュ家」の娘「アリス・ブランシュ」なんかも話に加わり湯音ちゃんの魅力120%アップで物語は先に進みます。

いろんなことに一喜一憂する湯音ちゃんですが、中盤の見所は湯音とアリスの姉「カミーユ・ブランシュ」との対峙シーンだと思います。幼い頃はクロードと親密な間柄だったが、成長するにつれその身分の違いから・・・・いや、クロードを守るために遠ざけるようになった彼女。そんな彼女に対して湯音はクロード様、クロード様、クロード様なわけです。そしてこれまでの温かい世界を一瞬にして凍らせるようなピシッ!とした発言をするカミーユ。私も思わず姿勢を正してしまいました(笑。沈黙が続く重い空気の中、湯音は、なんと笑っちゃうのです。クロード様のことをこういうふうに話が出来て嬉しいと。そう、それはカミーユにとっても同じ事なんだろうね。あのピシっとした空気から一気に和やかになる二人の描写。二人で「幼い頃のクロードは・・」とか「いまのクロード様は・・」とか仲良く話してるのかな。いいねーこういうの。

物語は続きます。終盤はそれぞれの家族の話。
姉の目が見えなくなってしまったのは自分をせいとせめ続ける湯音。そしてここに来てロリコン親父「オスカー・クローデル」大活躍でしたね。美しいBGMが凝り固まった湯音の心をゆっくりと溶かしていくような、なんとも温かい描写に、今作品、初の、「泣き」が入りました!!!!いやーーー参った。あのシーンは本当に涙腺に来る。わかってるんだよ。お姉ちゃんが湯音のせいにしてないてないことぐらい。それをどう伝えるのか。おっさん、本当に大活躍でしたなぁ。いやーーー本当に良いシーンでした。



そしてラスト、最終話。
これまでとは違い、町の人々との温かいやり取りが初めて出てきましたね。序盤、一人で店番をしていたシーンを思い出して、ちょっとうるうるしてしまいました(笑。クロードの手袋の話もなかなか良かったと思います。小さな家族が一つ大きな家族になった。最後の湯音の笑顔が実に素晴らしかったと思います。

さて4.5話、神回について。ぶっちゃけ最終回でも良かったと思えるほどの出来でした。
ストーリーはギターで日本の曲を弾きながら旅をしている自由奔放な少女「アンヌ」がギャルリ・ド・ロアに着たことから始まります。この話の見所は実に豊富で、縁があったアンヌと湯音、遠くはなれて暮らす湯音と姉、クロードと湯音の関係など美しい挿入歌に合わせるように進んでいくストーリーが魅力なんですけど、個人的に見所は自由なアンヌとそうでないカミーユのやり取りですかね。

結ばれない別れがあったからこそ、今、こうして出会えた事に対し、カミーユは「海が二人を隔てたとしても来ればよかったのに。」と言うわけです。それに対しアンヌは「結ばれない事は昔からある事、それよりも自由に、好きな街で好きな歌を歌って結ばれるなら。愛する人と。」と言うわけです。そして、「それは結構ね。」と微笑むカミーユ。

この話は4.5話。湯音とカミーユが分かり合う前の話になります。
いつも営業スマイル的な優しい笑顔で「アリスちゃんがアリスちゃんが」と他人の事ばかり気にしているカミーユが初めて自分の意見を示すわけです。後悔?懺悔?これまで彼女は政略結婚のコマになることなど否定していなかっただけに、あのシーンでのあの発言は本心なのかな・・・。とか思いました。それに対してアンヌは上記のような発言をするわけです。これってどういう事なんでしょうな。身分の問題などどうしようもないことはある。それよりもそれぞれ地で、それぞれの愛し方を持ち続ければ良い。そんな感じなのかな。良いとは違うか。そういうのもあるんじゃないのという感じかな。



カミーユはどんな決着をつけるんでしょうね。少なくともこの少女との出会は彼女の歩く道に影響を・・・いや、足元を照らすランプ程度かもしれませんが、彼女の誰にも話せなかった思いに、一石が投じられたんじゃないかなと思いますね。そしてこの後に湯音とぶつかり合うわけです。クロードがカミーユとの関係に「相手のことも考えないとな」的な事を言っていました。もう一度お互いの立場を見なおして考えることが大切なのかもしれませんね。たとえそれが悲しい結末でも、お互いが納得し、それぞれの場所で、それぞれの愛を、愛し方を見つけることが出来るように。
この話のBGMとして流れていた「遠く君へ」。実にいい歌でしたね。「山よ そこに いておくれ かわらず君に 見えるように。」なかなか良い一文かと思います。さとじゅん氏の「たからもの」も実に良かった。

はいー。
つーわけで、長々書きましたけど、本当に良いアニメでした。
湯音ちゃん&アリスの激プリチーでコメディ的な楽しさはもちろんだけど、19世紀フランスと言う舞台でカミーユという少女がどういう決断を下すのか。個人的にはこれが一番気になりますな。まぁ、ぶっちゃけこの1クールは湯音が町の一員になりました!ってだけで、この後、姉の件(ある日ギャルリに一枚の訃報を知らせる手紙が・・とかやめてね!!)、そもそもギャルリ自体がどうなっていくのか、そしてカミーユは何事もなかったかのように政略結婚をするのかとか、続きが気になりますね。ぜひともアニメ2期が見たいですなぁ。そのためにも、北米版はお安いのでぜひともかっとけ~ということで締めたいと思います。



[ 2012/12/15 00:00 ] 北米版レビュー | TB(1) | CM(4)
うんうん
綺麗でほんわかしてて素敵なアニメだったなー。ハートフル系???って試しに一話見たら止まらなかった。
原作続き出て欲しい…
[ 2014/01/10 16:16 ] [ 編集 ]
うん、派手さはないけど雰囲気の良さとかキャラの可愛さがジワジワ浸透してくるよいアニメだったよなー
[ 2012/12/15 10:06 ] [ 編集 ]
クソ~BDで出せよ~
[ 2012/12/15 06:42 ] [ 編集 ]
見返したい
欲しい
[ 2012/12/15 00:53 ] [ 編集 ]
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[2013/07/10 19:41] ミュウミュウ 財布