物もの日記

国内アニメの北米版情報、その他ゲーム、アニメなど。

北米版「紅 kurenai」DVD版


タイトル:紅 kurenai
米 題:Kurenai
/////////////////////////////////////////////////////////////////
リージョン:1
発 売 日:2012/06/05
定       価:$49.98
収録時間:300m
枚  数:3枚
映像仕様:16:9
音声仕様:日本語   ドルピーデジタルステレオ  224Kbps
字   幕:英語
特   典:
     ・本編未使用シーン(コンテ絵+プレスコ音声)パート1~6
     ・TVコマーシャル集
     ・ノンクレジットオープニング
     ・ノンクレジットエンディング
/////////////////////////////////////////////////////////////////
北米版「紅 kurenai」DVD版。
全12話を6,6のディスク2枚に収録。
OPEDは日本語表記、OP題名や副題なども国内オリジナル、次回予告も収録されています。
焼きつき字幕や強制字幕はなし。各話終了後に英語テロップが流れる仕様です。
DVDメニュー上は字幕オンオフはありませんが、プレイヤー側で操作することが出来ます。

画質については平均ビットレートが4.8Mb/Secの2層設計。
DVDなのでノイジーでちらつきはあるけど、ファニみたいなボケボケでもなく、くっきりタイプ。
音声は日本語音声のみです。
メニュー周りはトップから各話選択、エキストラ。
パケは通常のDVDケースにディスク3枚収納するタイプで、ライナノーツなどはありません。
あと、Sentaiにしては珍しく特典のみのディスクを付けてきました。





あらすじ
テロで両親を亡くし、助けてもらった揉め事処理屋「柔沢紅香」に弟子入りし、同じ揉め事処理屋となった少年「紅真九郎」が主人公。ある日、柔沢紅香から7歳の少女「九鳳院紫」を保護してくれと頼まれる。大財閥「九鳳院」の娘でありながらその存在を隠ぺいされ、近親相姦で子孫を残すためだけに存在した少女との四畳半での生活が始まるのだった。

とまぁ、こんな感じですかね。

というわけで、紅、鑑賞いたしました。
私はコミック版を読んだことがある程度なんですが、このアニメ版はコミック版とはかなり毛色の違った作品になっていますね。コミック版が「九鳳院」の少女であれば、アニメ版は「7歳」の少女といったところでしょうか。

コミック版はどちらかといえば学園や数々の出会い、そして事件が起こり戦闘が始まる・・・といった「外」をメインに展開されていたと思います、一方こちらは「内」とでも言いましょうか、五月雨荘を舞台に登場人物を絞り、キャラクター性やキャラクター同士の関係をじっくりと濃く描いていたと思います。特徴的なキャラクターデザインは好き嫌いがあるかもしれませんが、個人的には現代の萌えキャラにはない人間らしさを感じた良いものだったと思いますね。特に紫に関しては姿だけでなく言動や動作など完璧な出来だったと思います。・・・・・、その他の女性は皆おばさんに見えるのは・・・まぁ、しょうがない(笑。



さてさてヒロインの「九鳳院紫」。
見ず知らずの少年に預けられ、初めは緊張していた彼女。しかし学校にも行けずに一般常識を知らない彼女にとってはすべてのことが新鮮。貪欲にそれら吸収しようと一喜一憂する姿は実に愛らしかったですな。少しずつ真九郎のことを理解し、武藤環といった五月雨荘の住人たちと触れ合い成長していくわけです。そして彼女が・・・いや、母親が彼女にさせたかった「恋」を経験するわけです。コミック版は序盤からそういう雰囲気ありましたけど、アニメ版は家族・・・いや兄妹という印象が非常に強かった。正直あまり恋愛うんぬんという感じはしなかったのが個人的には微妙だったりするわけですが、なんつーかそういう物を超えた感情を持ってしまったのもまた事実です。

終盤、当然ながら彼女はさらわれてしまうわけですが、回想シーンで、私、恥ずかしながらグズッときてしまいました。床にペタンと座り、タイツを履くためにバランスをとる姿、主人公に抱えられておみくじを引くシーン、銭湯での説教シーン、そして演劇シーン・・・、いろいろなことが浮かんで、それらすべてが消えてしまったわけです。主人公は主人公で「あの依頼は失敗だった」とかむなしい虚勢を張ってるわけで、もうね、叶うなら俺が助けに行きたい!!だけど無理だから「だれか彼女を助けてやってくれ!」その思いでTVがかすんでしまいました(笑。

そしてヒーローでもある「紅真九郎」。
周りの女たちに流されっぱなしで、DQNに絡まれてるおばあさんも助けず、挙句、家の前で待っていた名前すらないようなチンピラに小突かれて逃げられ、紫も助けられずに「あの事件は失敗した」。「静まれ俺の右腕!!」みたいなシーンも一応あったにはあったけど、とことん情けない印象しかありませんでしたな。というか、このアニメは女が非常に強い印象がありましたね。真九郎はもちろん、紫の父親も終盤こそアレでしたけど、家に縛られ奥さんには罵倒されてましたし、武藤環の彼氏も土下座してましたな(笑。とにかく、主人公「紅真九郎」は終盤までぱっとしませんでした。とはいえへたれであるが故、人にやさしく温かみのある人間だったともいえます。このアニメ、会話が実に自然で、みゆきちの声も実にキャラクターに合っていて、アニメにありがちな良く出来たヒーロー像よりもリアルで好感が持てた気もしないでもないかな。



そしてラスト。
これまで7歳の少女だった彼女が九鳳院の人間として振る舞い、それにこたえる父親。いやーーーなかなかの名場面だったとは思いますが・・・・うーーん、なんつーか、「お前ら最初から良く話し合えよ・・・・」とちょっと思ったり思わなかったり(笑。紫は家出して成長してこその部分があり、親父も一人になっていろいろ考えた結果なわけだけど、巻き込まれる方はたまったもんじゃないよねぇ。女中さんとかすげーかわいそうだったしなぁ。あとこの終わり方だと続きが難しいね。個人的にはコミックに出てた「斬島切彦」が好きなんで、ハーレム化を強くした続編が見てみたい気もしないでもないかなぁ。嫉妬する紫がみたいです!

不満点。
ほとんどないけど、「村上銀子」とか「崩月夕乃」みたいな脇役がほんとに脇役で終わっちゃいましたな。1クールでこういう構成だとしょうがない気もするけど、ハーレム好きとしてはちょっともったない気もしましたね。あと脇役の演技がひどいのが結構あったね。敵の部下あたりは素人レベルだったと思います。あと、そう、あの糞OPだ。あのパンストを適当にパクらせたようなOPは本当に最悪だった。主人公とか内また歩きでオカマ化してたり、サタデーナイトフィーバーみたいなケッタイな腰振りしたり、つーか、キャラが全然可愛くないんだよね。はーーなんであんなOPにしたんだろ。



はい。
つーわけで、いやーーーー、なかなかの傑作でした。父性愛に目覚めること間違いなし!
しかしまぁ銭湯シーン、よく北米で発売したなと思いますな。
出荷停止になる前にかっとけ~。(笑
[ 2012/06/16 00:00 ] 北米版レビュー | TB(0) | CM(3)
紅の方がパンストより先だ、
[ 2012/06/17 03:47 ] [ 編集 ]
当時、紫役の声優の技量にぶったまげた。
そして、それが現役中学生と聞いてさらにぶったまげた。
最近知ったけど、有名なまどかマギガの主演声優なんだってね。
出世したなあ…w

コミックスの特典OVAという形で続編ではないけど、新作として出てますぞ。
こっちは徹底した原作準拠のキャラデザになってましたね。
[ 2012/06/17 03:44 ] [ 編集 ]
オペラっぽい回だけ面白かったけど、原作者にヒドいことしたよね、コレ
[ 2012/06/16 22:27 ] [ 編集 ]
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL